個人賠償責任保険は家族が安心して生活するための保険?

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日常生活を送っていると、思わずことで他人にケガをさせてしまったり、他人のものを壊してしまったり、ということはないでしょうか?
賠償責任というととても重く感じるかもしれませんが、小さな事故から大きな事故まで賠償金として請求される額は様々です。
しかし多額の賠償金を支払うことになれば家計の負担となりますので、思わぬ事態の時のための備えに役立つ「個人賠償責任保険」について理解しておきましょう。

知らない間に加入しているかも?
個人賠償責任保険は、既に加入している火災保険や自動車保険、傷害保険に特約として付帯されていることがあります。クレジットカードなどにも付帯されていることがありますので、一度確認してみましょう。
火災保険や自動車保険に重複して特約を付帯していても、補償は同時に受けられるわけではありません。保険料が無駄になるため、現在加入している保険の補償内容を一度見直すようにしましょう。

個人賠償責任保険の補償内容
個人賠償責任保険は日常生活で起きた偶然の事故で、他人にケガをさせた場合や他人のものを壊してしまった場合に負う法律上の損害賠償責任に対して補償してくれます。

個人賠償責任保険の被保険者の範囲は広い!
個人賠償責任保険の一番の特徴は被保険者になる人の範囲の広さです。保険証券に記載されている被保険者だけでなく、被保険者本人の家族も被保険者として扱われます。
被保険者本人の配偶者、本人または配偶者と生計を一にする同居の親族、本人または配偶者と生計を一にする別居の未婚の子までが補償される被保険者の範囲です。

家族がそれぞれ車に乗っている場合は注意
そのため家族がそれぞれ自動車保険に加入している場合には、それぞれが特約として付帯する必要はありませんので確認してみましょう。
ただし自動車保険の場合、1台目と2台目以降の記名被保険者が異なる場合には家族の範囲が異なるケースもありますので注意しましょう。

家族全員が使える保険
個人賠償責任保険は保険金額が無制限で設定できますので、複数の契約に付帯する必要はありません。
反対にどの保険契約にも個人賠償責任保険が特約として付帯されていない場合には付帯するようにしましょう。
基本的に家族全員が使えることから、小さい子供などが自転車で事故を起こして加害者になってしまった場合にも補償されます。
本人以外の家族の補償も受けることができるのは、日常生活を安心して送る上でとても重要だと言えるでしょう。
特約保険料や保険金額などによって保険料は異なりますが、補償額を無制限にすることもできますし、示談サービスが付いていることが一般的なので万一の時にも安心です。

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