保険証券をなくしてしまった場合や、破損してしまった際には、保険金の受取手続きの際に必要な書類のため速やかに保険会社に連絡して再発行手続きを行うようにしましょう。
保険証券の再発行の手続きをすみやかに行いましょう
保険証券には、契約をした保険に関する、保険の内容・保険金額・保険期間などが記載されている重要な書類です。この保険証券には保険会社に問い合わせる際に必要な証券番号が記載されているほか、保険の見直しを行う際にも必要となるため、大切に保管する必要があります。
勤務先に急に保険証券の提出が必要になったけれど？
例えば自動車保険に契約している場合で車の運転が仕事内容に関係する場合など、会社から保険証券の提出を求められる場合があります。しかし紛失していれば当然保険証券を提出することはできませんので、再発行を依頼する必要があります。保険証券は日常的に見ることがないことから、普段はあるつもりでもいざという時に出てこないこともあるかもしれません。
保険証券の再発行まで時間がかかる場合も
勤務先などで急に提出するように求められても、どこに置いたか忘れてしまい困ることもあるでしょう。保険証券の再発行手続きを行った場合でも、すぐに証券が手元に送られてくるわけではありません。再発行の手続きまでは時間がかかりますので、その場合は証券が発行されるまでの間「付保内容証明書」で代用することが可能です。
付保内容証明書とは
保険証券（または保険契約継続証）以外で、保険の契約内容を証明する書類として「付保内容証明書（契約証明書）」があります。保険証券の再発行には契約者の捺印書類が必要になることと、再発行まで時間を要することから急ぐ場合には付保内容証明書を保険会社に作成してもらうとスムーズです。
・付保とは？
付保とは保険を締結すること、締結していることを言います。例えば保険の保険金額のことを付保額と呼ぶことがありますがどちらも同じ意味です。
付保内容証明書の内容
付保内容証明書は契約した保険の内容を証明するものです。例えば自動車保険の付保内容証明書のケースでは、次のような項目の記載があります。
・保険会社名
・証券番号
・契約者の住所／氏名
・保険種類
・車両所有者名
・登録番号／車台番号
・補償内容
・保険期間
などが記載される証明書です。
付保内容証明書は自動車保険だけ？
付保内容証明書は、自動車保険以外にも、火災保険、傷害保険、賠償責任保険など全種目で作成することが可能です。そのため取り急ぎ内容のわかる証明が必要という場合には、保険会社に依頼すると作成してもらうことができます。ただし保険証券の再発行手続きも忘れずに行うようにしましょう。
