自動車保険の保険料は一般的に銀行口座からの引き落としにされていることが多いでしょう。しかしクレジットカードで支払うことが可能な自動車保険も増えており、保険会社にとっては確実に保険料が出納できるというメリットもありますが契約者にとってもメリットがあります。
保険料をクレジットカード払いにするメリット
保険会社にとっては、契約者が支払うべき保険料をクレジットカード会社に一旦立て替えという形で支払ってもらえるというメリットがあります。そして銀行口座から引き落としを行う際には、届出印の捺印などが必要になります。届出印と口座振替用紙に捺印した印鑑に相違があった場合には引き落としが遅れる可能性がありますが、クレジットカードの場合にはそのようなリスクがなくトラブルが少ないという部分もメリットです。
クレジットカードならポイントが還元される
一方契約者がクレジットカードを使う大きなメリットとして、カード会社が提供するポイントサービスの特典を受けることができるという点があります。ポイントサービスはカードの利用料金にあわせて付与されていきますが、ポイントが貯まるとカード会社が設定しているサービスや商品に交換することができるようになっています。自動車保険の保険料をカードから払うことにすると、保険料分は毎月ポイントが貯められます。
口座への入金し忘れを防ぐことができる
口座引き落としの場合、銀行口座に引き落としになる保険料分の残高が残っていなければ当然引落しになりません。月払いの場合、うっかり口座に入金をし忘れていて引き落としができないことが続くと保険契約が解除されてしまう可能性もあり、知らないうちに無保険状態になっていたということがないように注意する必要があります。口座引き落としの場合には特に、自動車保険の加入や更新の際に現在の家計の状況を把握して毎月無理なく保険料を引き落とせる状態にあるのか、それともある程度まとまった保険料を支払うことができるのかなどによって支払い方法を選択する必要があります。
自動車保険の保険料をクレジットカード払いにする注意点
クレジットカード払いにするとポイントの還元を受けることができるので、貯まったポイントはカード会社が提供するサービスや商品に変えることができます。ただ保険料を毎月支払うだけでなく、ポイントが貯まるという楽しみを持つこともできます。還元率の高いクレジットカードを選ぶことで、ポイントが貯まるスピードが早くなりますのでカード会社を比較してみて選択することも大切です。ただしポイントには有効期限なども設けられている場合がありますので、せっかく貯めたポイントが失効してしまわないように注意するようにしましょう。