火災保険の契約を行う際には、補償の対象を建物だけでなく家財も対象にすることができます。
家を新しく構えた際には電化製品も新しく買い替えるケースも多いでしょうが、テレビや冷蔵庫など家財は高額なことも多く地震や洪水、盗難被害などでも家財が損害を受けた場合の補償として家財保険に契約する人も多くいます。
子供がうっかりテレビを壊した！これって補償の対象？
小さい子供がいる家庭の場合には、子供がテレビに物をぶつけて壊してしまうということもあるかもしれません。
その場合にも家財保険の契約をしていれば補償対象となります。
意外に知らなかったという人も多いため、家財保険では何が補償対象になるのかを確認しておきましょう。
家財保険の補償対象となるもの
保険会社によって付帯できる特約の内容など、多少違いはあるかもしれませんが家財保険の内容はほとんどどの保険会社も似た内容になっています。
家財保険で補償される内容は実は広範囲で存在しているため、一般的に補償されるケースを確認してみましょう。
・日常的に使う家具
例えばゲリラ豪雨が発生したり、水道管が破裂したことで家具や照明器具が浸水の被害にあった場合や家電製品が故障したとしましょう。
形を変えたり壊れたりと、本来の機能を果たせなくなった場合には補償対象となります。
・自然災害による家電製品のが故障
自宅に雷が落ちアンテナの過電流でテレビ、冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品が故障した場合など自然災害による損害も補償の対象となります。
・電化製品の破損
子供がおもちゃなどを投げてテレビにあたり故障した場合も家財保険の補償対象です。
ただし少し傷が入ったという外見上の損傷や汚れといった機能に支障をきたさない損傷は補償の対象にはなりません。
・持ち出した家電の破損
ビデオカメラなど、もともと自宅にあった物を持ち出して外で落として壊したという場合でも補償の範囲に含まれます。
ただし保険会社によっては特約を付帯することで補償にできるケースもあるので扱いは保険会社によって違います。
・着用している衣服の破損
外出先で転倒して着用していた衣服の膝の破れた場合なども補償対象です。
スーツなど高い衣服を着用していた場合などは安心です。
・その他補償されるもの
空き巣による家電製品などの盗難についても補償されます。
家財保険は家の中にある家財以外に自転車の盗難といった敷地内のものも補償対象です。
家財保険に契約しておくと安心
まさか補償対象にならないだろうと思っていたものも補償されるケースがあるほど、家財保険の補償範囲は広いため契約しておくと安心です。
ただしいくらを補償額にすれば良いのか、家財の価格をいくらにするのかというところが悩むところだと思います。
保険会社では総務省の家計データなどを参考にして世帯主の年齢、家族構成といった部分からおおよその目安になる金額を割り出しています。
補償も大きくなれば保険料も高くなりますので見積りを出して貰ってから検討するようにしましょう。
