地震の震源地としてあがらない地域でも地震保険は必要?

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気象庁が発表している地震データを参考にした場合、地震が発生しているところは決まっています。

例えば三陸沖、福島県沖、岩手県沖、新潟中越地方、長野県南部、トカラ列島、内浦湾、日向難、熊本地方などで、中でも茨城県南部が頻繁に出てきます。

茨城県は地震の巣と呼ばれているほど、地震が頻繁に起こる場所です。

茨城県は地震の巣?

なぜ茨城県に多く地震が発生するのかというと、複数のプレートが交差している複雑な場所であるということが言えるでしょう。

茨城県沖地震などもプレート境界で発生することが多く見られます。

日本にはプレートの境界が多く存在する

太平洋側は、日本列島の陸プレートと太平洋プレートの境界になっています。

南側は、陸プレートと太平洋プレートの間に相模トラフから伸びているフィリピン海プレートが割り込むとても複雑な形になっています。

これは首都圏も同様で、太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレートが全て関係しています。

首都直下型地震は起こる?

国は地域毎の地震発生確率を割り出していますが、30年以内に首都直下型地震が起こる可能性があります。

首都直下型地震は特定のある場所で起こる地震ではなく、首都圏で起こる大地震の総称です。

特に横浜、川崎、平塚、浦安などは震度6強以上の地震が発生する確率が30%以上なので警戒する必要があります

地震保険の加入率は?

地震の震源地として多く名前があがる場所は、大地震が発生する危険性が高い状況です。しかし地震保険の世帯加入率は全国的にもまだまだ少ないのが現状です。

例えば熊本県での地震保険世帯加入率は28.5%。30%にも満たない加入率で、全国平均並です。

地震保険の検討は増加傾向に

ただし阪神大震災、新潟地震、東日本大震災など大地震が発生するごとに地震保険の加入率は右肩上がりで増えています。

地震保険は火災保険と併せて加入する必要があり、保険料が高くなるということから尻ごみしてしまいがちです。

もし震源地ではない地域でも

これまでは地震の震源地として名前が出ていない地域だったとしても、今後はどこで地震が発生するかわかりません。

長く地震が起きたことはないと安心していると、突然大地震が発生して被災してしまうことになるかもしれません。

地震の予測はされていますが、○年以内に発生するであろうというもので実際発生するか発生しないかははっきりわからないのです。

地震保険は本当に必要?

地震保険での補償の上限は火災保険の半分までと決まっていますし、損害の程度でも支払われる割合が変わります。

そのため保険料に見合う補償なのかという部分で検討を迷う場合もあるでしょうが、生活再建するためにはまとまった費用が必要になります。

マイホームを建てなおすためだけの費用ではなく、生活を再び取り戻すための費用として活用できますので加入を検討しましょう。

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