人生最大の買い物と言えるマイホーム。様々なハウスメーカーを巡り、購入を決めた時にはどの金融機関で住宅ローンを組めば良いかなど検討していくことになると思います。
できるだけ良い物件を有利な条件で手に入れるために、様々な住宅見学会などに参加しながら慎重に検討を重ねて購入するかどうか決めることになるでしょう。
しかし住宅購入代金やローンを組んだ時の総支払額などだけでなく、マイホームを購入する時には様々な費用が必要になります。その中で大きな節約効果が期待できる費用が存在することを見過ごさないようにしましょう。
住宅購入費用の中で最も節約しやすい費用とは?
住宅を購入する際には、不動産の登記費用や印紙税など、削ることができない費用もあります。しかし工夫すれば大きく削減できる費用も存在しており、その費用として火災保険が挙げられます。
火災保険は建物や家財が火災や自然災害に遭った時のための備えとして加入しておくものですが、詳しい補償内容や保険期間、そして適切な保険料などを確認して加入しなければ損をする場合もあります。
住宅ローンを組む銀行や不動産会社から勧められるがまま保険に加入してしまうケースもあるようですが、まずは自身の目で適切な内容になっているかを確認した上で加入するようにしましょう。
総合型の火災保険にとりあえず加入すると損をする?
現在、多くの世帯で加入されている火災保険は、色々な補償が付帯されていることで手厚くなった「オールリスクタイプ」という総合型の火災保険です。
総合型の場合、確かに補償は充実していますので、とりあえず様々なリスクから守るためにも加入しておけば間違いないと思うかもしれません。
しかし住宅の構造や周囲の環境によっては、必要のない補償まで付帯していることもあります。そうなるとその必要のない補償分の保険料が無駄になるでしょう。
しっかりとどのような補償内容になっているのかを確認し、不要な補償を除いていくだけでも保険料は大きく下がる可能性が高くります。
どの損害保険会社の火災保険に加入するかは自由?
住宅ローンを組んでマイホームを購入する際には、銀行などの金融機関や不動産会社から勧められた火災保険に加入しなくてはいけないものだと誤解している人がとても多いようです。
しかしどこの損害保険の火災保険に加入かを強制することはできませんので、自分で各社相見積もりを取得した中で比較検討することは可能です。
適切な補償内容と保険料か再度確認を
マイホームを購入する際には火災保険に加入して建物や家財を守ることはとても大切なことです。
しかし必要のない補償に保険料を支払うと無駄になりますので、適切な補償内容と保険料で加入するようにしましょう。