賃貸住宅に住んでいる人は、もし部屋が火事になってしまうと家主に対して法律上の損害賠償責任を負うことになります。
火事にならないように普段から注意しておくことは必要ですが、どんなに注意していたとしても火事にならないとは言い切れません。
そのため借家人賠償責任補償に加入しておき、損害賠償金を支払うことになった際に備えることが必要です。
しかし加入の際には補償される保険金額を設定することになりますが、いくらくらいを目安に決めていけば良いのでしょう。
2017年4月の投稿一覧
通勤途中の交通事故は労災?自動車保険から?
もしも通勤中に事故に遭った場合には、真っ先に保険で修理ができるかを考えると思います。自賠責保険や任意の自動車保険など、人か車か損傷したものの状況によって何の保険を適用させるのか気になるところですが、通勤中や仕事中の事故の場合、労災保険も関係するのでしょうか?
例えもらい事故だったとしても自動車保険の等級は下がる?
自動車保険に加入している場合で、事故で保険を使った場合には原則、翌年度等級が3つ下がってしまいます。ただし事故の種類によって、等級が1つの場合と下がらないノーカウント事故の場合もあります。
しかしもらい事故の場合、自分は法定速度を守って安全運転していたのに巻き込まれる形で事故に遭い、保険を使ったからといって保険料が高くなるのはどうしても納得できないものでしょう。
自動車保険の運転者や損害賠償請求は内縁でも認められる?
内縁とは、戸籍上の婚姻届出の手続きは行っていないけれど、婚姻の意思を持って当事者間が同居している状況で、社会的に夫婦だと認められた実態の生活を送っている夫婦のことを言います。
自動車保険の運転者の配偶者には、この内縁の妻や夫は該当するのか気になるところでしょう。
結論から言うと、内縁の妻や夫でも「配偶者」の定義に該当します。ただし、保険金の代理請求制度では配偶者の範囲に内縁を含まないことが一般的ですので注意しましょう。
個人賠償責任保険が重複して無駄な保険料を払ってない?
日常生活や住宅の管理などで起因して起きた法律上の損害賠償責任を補償する保険に「個人賠償責任保険」があります。
一般的に火災保険、自動車保険、傷害保険といった損害保険の特約として付帯していることが多く見られます。
ただし複数契約していると補償対象者や限度額によっては補償が重複してしまいますし、無駄な保険料が生じますので見直しが必要です。