2014年7月に全国平均15.5%の値上げを行ったばかりの地震保険の保険料ですが、前回の値上げからまだ2年も経過していない状況でさらに地震保険料改定が決定しています。2017年からは多くの地域で地震保険料が値上げになる予定ですので、地震保険の更新や新規加入の際には長期契約で保険料を軽減するようにしましょう。
2016年12月の投稿一覧
地震保険が改定される!?加入するなら保険料値上げ前に!
近年全国各地で震度の大きな地震が多発していることにより、注目されつつある地震保険。しかしこの地震の頻発が影響してか、2017年1月には多くの地域の保険料が値上げされることが予定されています。値上げは段階的に実施されて、最終的には全国平均で19%まで引き上げされることが予定されています。値上げの前に地震保険へ加入を検討するなら、地震保険の基礎知識を理解しておきましょう。
地震保険に家財のみで契約することにメリットはある?
家財に損害が発生した場合、家財の買い替えに必要な費用は意外と高額になるケースが多いようです。例えば25歳前後の夫婦の家庭で必要になる買い替え費用の目安は480万円というデータもあるくらいです。
地震保険は分譲マンションにも必要だと考えられる理由は?
分譲マンションで地震保険に加入しようと考えた場合には、共用部分と専有部分のうち各世帯で加入の判断が可能な専有部分の加入を検討しましょう。地震が発生してもマンションは建物が丈夫だから被害は少なくて安心だと思うかもしれません。しかし建物自体にはそれほど被害が見られなくても、専有部分の室内では家具の転倒やガラスの飛散、断水、停電などが起こり生活できなくなる状況が続くこともあります。
地震保険の世帯加入率は?地震に対する保険での備えは必要?
2015年度の地震保険の世帯別加入率の全国平均は29.5%です。比較的加入率が高いのは、都市部や大規模な地震が過去に起きた宮城県などの地域、もしくは今後大規模地震が警戒される東海地方などの地域です。2011年3月に発生した東日本大震災以降、地震保険を火災保険に付帯する傾向は増加しつつありますが、それでも全国平均の加入率を見るとまだ低い傾向だと言えるでしょう。