どの種類の火災保険に加入しても補償範囲は同じというわけではありません。火災保険の中には、火災以外に水災を補償する商品もありますので、それぞれニーズに合った商品を選ぶことが望ましいでしょう。
住宅の保険
貰い火は賠償請求できない!?自身で火災保険に加入を!
空気が乾燥する季節が近づくと、火の元に注意するように消防団などが注意を促しながら町を巡回する光景が目に入ることがあります。いくら自分が注意していても、隣家からの貰い火などで自宅が焼失してしまうというケースもありますが、その場合にはどこから補償をしてもらえるのでしょうか。
火災保険で台風による被害も補償される?
台風が日本列島に接近すると大雨や暴風に襲われることがあります。屋根の瓦が飛んで窓ガラスにあたり割れてしまうといった被害を受けることもありますし、建物が壊れて水漏れが起き家具が使えなくなるということも考えられます。火災保険というと火事が発生した時のための保険と思うかもしれませんが、契約内容によっては自然災害や事故での損害の多くを補償することが可能となっています。建物や家財が補償されますので、壊れた屋根や雨どいなども保険で修理できるかもしれないということを理解していきましょう。
家財保険の金額はいくらで設定すると良い?
家財保険は火災保険の補償対象である建物と家財のうち、家財に対する補償をする保険です。家財は持家でも賃貸でも所有しているものですので、火災などが発生した場合には火だけでなく消火作業で使った放水によって使い物にならなくなる可能性があります。落雷によってパソコンや家電製品が被害を受ける可能性もあります。
罹災証明書は半壊の場合でも発行してもらえる?
地震や台風や火事などの災害に遭遇した場合、罹災証明書というものを発行してもらうとよいと知っていましたか?罹災証明書は各市区町村など自治体が災害被害に遭った罹災者が申請した場合、家屋の被害状況調査を行って被害に応じた損壊度を認定して証明するものです。罹災者が各種支援を受けるため必要な証明書ですので、例え家屋が全壊したわけでなく半壊という状態であっても発行してもらえますのでできるだけ早く申請を行いましょう。