各地で大きな地震が続いていますが、それによって自宅の安全性を保つことへの重要性を強く感じていることと思います。そのため地震に弱い住宅はどのような特徴があるのかを理解し、耐震診断を受けることを検討するようにしましょう。
住宅の保険
家財保険とは?対象になるものと必要な補償とは?
家財保険は住まいの家財一式に対して加入する保険ですが、契約する際の補償額をいくらに設定すれば良いのか、賃貸住宅の場合でも必要なのかなど、疑問点も多くあるでしょう。家財は持家でも賃貸の場合でも所有しているものですので、火事が発生した場合以外にも放水などで駄目になる可能性もありますし、落雷などで家電製品やパソコンが壊れるというケースもあります。
火災保険とは?保険の基礎から学ぶ保険の仕組み
火災保険を検討している場合には、まず火災保険の種類と補償内容、仕組みなどを理解しておくようにしましょう。
火災保険に加入している?家財保険は本当に必要性が高い?
火災保険に加入している人のうち、建物に対する補償だけで家財保険には入っていないという人もいるかもしれません。火災保険には建物に対するものと、家財に対するものがありますが、住宅ローンを組む時などに契約するのは建物に対する火災保険です。一方の家財は契約していないということもありますが、火災や自然災害が発生した時に被害を受けるのは建物だけではありません。建物の中に収容している家財も被害を受けてしまうことを理解しておきましょう。
家計地震保険への加入はしている?住宅と家財への補償は?
地震は発生すると巨大な災害になる可能性があるため、保険という制度には馴染みません。地震で発生した火災被害については、火災保険に自動付帯される「地震火災費用保険」から被害の一部(保険金額の5%・300万円限度)を受け取ることは可能です。倒壊、埋没、流失などの損害については火災保険で補償されませんし、補償額にも限りがありますので、火災分野で地震の損害を補償したければ「地震拡張担保特約(地震危険担保特約)」などを付帯する必要があります。