介護の現場において、業務中にケガやモノの破損だけでなく、ケアプランにミスがあり利用者の負担にも影響を及ぼすなど、賠償義務が生じるケースは色々です。
そのため公的介護保険の指定業者には、賠償責任を負う事になった際の資力を確保しておくことが義務付けられていますので、実質的に賠償責任保険に加入しなければ指定申請は受付けてもらえませんが、これは施設運営だけでなく訪問介護の事業所でも同じです。
訪問介護を利用する場合、万一何か合っても責任を果たしてくれなければ問題です。必ず介護事業者向けの賠償責任保険に加入している事業者か確認をしておきましょう。
賠償の保険
損害保険とは事故で負う責任をカバーする賠償保険?
損害保険とは偶然の事故などで生じた損害をカバーするための保険ですが、実際の損害額で保険金が決定する実損払いが主です。
事故によるケガ、自然災害、そして損害賠償責任を負うなど、生きて行く上で色々なリスクがありますが、それに合わせて加入しておくべき損害保険も変わっていきます。
傷害保険でも損害賠償の保険として活用できる?
傷害保険の中には「普通傷害保険」と「家族傷害保険」がありますが、「個人賠償責任保険」が自動的に付帯されているもの、または特約として付帯できるものもあります。
傷害保険への加入を検討しているのなら、ケガを補償する保険としてどのような違いがあるのか、さらに賠償保険としても活用できる特徴などを理解しておきましょう。
賠償保険や火災保険で支払われる「損害防止費用」とは?
火災保険や個人賠償保険などに加入していると、保険契約者や被保険者が支出した費用が支払われることがありますが、そのうち「損害防止費用」についてどのような費用が該当するか理解しておきましょう。
賠償責任保険で保険金の請求を忘れていたらどうなる?
賠償責任保険は事故やトラブルが発生し、損害賠償を負うことになった時に備える保険です。個人の日々の生活や、企業が業務遂行する上で偶然な事故で第三者に法律上の賠償責任を負うことになった時、賠償金支払いなどを填補することを目的として加入する保険だと言えます。