地震が起きて火災が発生したらどうしますか?火災保険に加入しているから大丈夫と思っていたら大間違い。地震や噴火、これらによる津波が原因の損害については火災保険からは補償されません。
火災保険では地震火災費用保険が、火災保険の保険金額の5%分支払われますが、この保険金だけで地震による被害を克服できるとは考えにくいでしょう。
そのため火災保険だけで満足していると、近年頻発する地震に対応できず泣き寝入りしなくてはならない可能性もあります。
地震保険
全額保障されない地震保険をカバーする保険とは?
地震に対する備えを保険でしたいなら地震保険に加入することになりますが、仕組みや特徴を知らないまま加入してしまうと後で後悔する事になるかもしれません。
地震保険の補償内容を確認していく上でわかることは、地震保険の保険金だけでは失った家を買い戻したり建て直したりする費用には不足が生じるということです。
しかし地震保険をカバーできる方法もありますので、地震保険の特徴と併せて確認していきましょう。
地震保険の保険金がいくら支払われるかは誰が決める?
地震に備えるための保険である地震保険ですが、損害保険料率算出機構が調査した2016年度の地震保険加入率を見ると30.5%となっており、これだけ地震が頻発している中でも約3割の世帯でしか加入されていません。
しかし年度で契約された火災保険契約件数で見た場合には、地震保険が付帯されている件数の割合は年々高くなっており、2016年度は62.1%です。
マンションでも地震保険に加入することをおすすめする理由
マンションを購入した場合、鉄筋コンクリート造りの頑丈な建物なのだから地震保険に加入しなくても大丈夫だと思うかもしれません。
地震保険で家財の購入価格通り保険金が支払われる?
地震が起きてもマンションなら安全と思うかもしれません。しかし建物への損害は少なかったとしても、部屋の家財は揺れで損害を負う可能性は十分あります。
そのためマンションで暮らしている場合でも、家財に対する地震保険には加入しておいた方が良いと言えるでしょう。
しかしここで気になるのは、実際に地震で家財が壊れた場合など、購入価格のまま保険金を受取る事が出来るのかという点です。