自動車保険でケガをした人を補償する保険に「人身傷害保険」があります。しかし「搭乗者傷害保険」の補償との違いで混乱するケースがあるようですので、この2つの違いを理解しておき、自分が備えておくべき補償を確認しておくようにしましょう。
車の保険
自動車保険の運転者を家族限定にすれば保険料は安くなる?
自動車保険は様々な条件のもとで成り立っています。それらの条件が組み合わさると保険料に差が出ますが、保険料をできるだけ安く抑えたいなら運転する人を限定することが必要です。
自動車保険のノンフリート等級制度とは?
自動車保険では事故歴に応じて等級が割り当てられ、保険料の割引や割増が適用されます。
等級は1~20等級の20段階で区分されますが、初めて契約する時に6等級(契約条件次第で7等級)からのスタートになります。
1年間事故で保険を使うことがなければ、次の年度には等級が1つ上がります。
自動車保険の等級を無駄にしない中断手続きとは?
一時的に車に乗らなくなった時、これまで契約していた自動車保険を解約して再度加入するとまた新たな等級からスタートになってしまいます。
車に乗らなくなる理由には、車の廃車、リース業者への返還、引越し、海外への留学や転勤など様々なケースがあるでしょう。
しかしそれまで積み上げてきた等級がある場合、無駄になるのはもったいないと誰もが思うものです。
この場合には中断証明書を取得しておくことで中断しておいた等級を使用することが可能になります。
ゴルフ保険かそれとも自動車保険に賠償責任特約を付帯するか
ゴルフが好きで頻繁にホールに出ることが多い人は「ゴルフ保険」への加入を勧められたことがあると思います。実際に加入している人も多く、確かに人の多い場所でクラブを振ったり、ボールを打ったりという内容のため、誰かにケガを負わせないとも限りません。
そのようなリスクに対応するためにゴルフ保険で備えることも可能です。また、ゴルフ保険に加入しなくても、現在加入している自動車保険に賠償責任特約を付帯させるという方法もあります。